月に一回、堀川三条にある
fmGIGでの尺八レッスン日。
<本日のメニュー>
1.”指孔全開”(甲ロの音)→”リ”→”チ”→”レ”→”ツ”→”ロ” と音を下げていきます。
>>”指孔全開”の状態が、管内を通す息の量が一番少なくてすむため音が出やすく、安定しやすいです。指孔を閉じるにつれて、管の中に通さないといけない息の量が増える為、音を維持するのが大変になります。
2.続いて”乙ロ”をしばらく吹きます。
>>”乙ロ”は全ての指孔を閉じた状態であり、さらに乙音ということで息のコントロールが大変です。5分間、10分間と目標を決めて吹きます。また、一息の長さを決めて吹くことで、一定の長さを吹き続けるロングトーンの練習にもつながります。
3.”乙ロ”から”ロツレ””ツレチ””レチリ””チリ甲ロ” と音を上げていきます。
>>隣り合う音をつなげていくことで、指の動き、音の高さに気をつけながら音のつながりを作っていきます。リから甲ロに上がる時が一番気を使います。
この後、甲音も同様に音だしを行いますが、現在冴沢さんは甲音を出すポイントを探しているところなので、甲音は一音ずつ丁寧に音だしをします。
それぞれの乙音を出してから甲音に上げていく形で練習しています。
息の勢いはそのままで甲音が出るポイントを探します。乙音より若干外側にポイントがあるようです。
甲ロ、甲ツはかなり安定して出てくるようになりました。
甲レ、甲チは音が出るポイントが狭い為、ポイント探しに苦労していますが、ポイントにはまった時の音はホールでもきれいに聞こえるほどの音です。安定して甲音が出るようになるのが楽しみだなぁ。
練習曲:竹田の子守唄
明日はネットレッスンです。